演劇実験場下鴨劇場blog

京都府立大学公認の演劇部「演劇実験場下鴨劇場」のブログです。

2018-07

下鴨古今夏芝居

みなさんこんばんは、はるのです。
いきなりですが、フランス人が恋人を呼ぶときに使う、「クルヴェット」という言葉には、
「小エビちゃん」という意味があるそうです。
「子猫ちゃん」や「プリンちゃん」など、大切な人を何か別のものに例える文化は様々な国にありますが、
やはり、「天使」という喩えは国や文化をとわずよく耳にするような気がします。
日本でもやさしくいたわりの深い人や、心が純粋な人を「天使」という言葉で表すことがありますでしょう。

ところがそんな「天使」という言葉が、「地獄からの使者」という意味で使われている用例が一つ、日本にあるのです。
嘘だと思うならジャパンナレッジを引いてみてください。
『海道記 東国にさまよひ行く子』より「終に天使にめされて地獄に堕ぬれば」という用例が必ず見つけられます。
「天使に召されて」「地獄に堕」ちるんですよ!? とんでもハップンな話じゃアございませんか!・
「天使」という字面に騙されて油断しちゃいけませんね。
どんなに善さげなものでも蓋をあけてみれば……ということもございましょう。
そしてその逆もまた然り。
下劇の今年度の夏公演でも、「暑いだろうなと思って観ていれば意外にもヒヤリとしたりぞくぞくしたり涼しい気持ちで楽しめた」
というご意見をいくつか頂きました。
ありがたいことです。
心理的にはともかくとして、それでもやはり今年も暑かった夏公演。
ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
お迎えの天使は見えなかったけれど、生命の危機は感じた、というお客様もいらっしゃったでしょう。
それでも「来てよかった」と思っていただけていれば幸いなのですが。

扨、皆々様のおかげで「下鴨古今夏芝居」も無事最終日を迎えることができました。
私は今回、様々な媒体の上を平気な顔で闊歩する天使のような図々しさで、
四本の短編劇の全ての脚本・演出を行いました。
本当にヘビーで、本当に楽しかった。
一緒に突っ走ってくれた、役者陣、並びにスタッフさんには頭が上がりません。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
下劇の次回公演にもぜひご期待くださいませ。
それでは皆様、おやすみなさい。
いい夢を。
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鼻の穴の話

みなさんこんばんは、はるのです。
いきなりですが、私の尊敬する人で、「芸術とはなんですか」と訊かれ、「形式美のあるもの」と、
答えた人がいます。
なるほど芸術とは、伝えたい内容とはまた別にカタチやルールの上になりたっているものなのでしょう。
清少納言の枕草子では、保昌というムキムキのおじさまが歌の中で漢語を使いまくって和泉式部にバッチバチに怒られるという章段があり、
有間皇子が詠んだご飯をテーマにした歌は「いや、メシなんてプライベートなこと和歌にしたってしゃーないやろ」と藤原俊成に批判されています。
このへんも芸術界におけるルールが生み出した「ディス」なのでしょう。
まあ文学界でも使っていい言葉や描いていいテーマは徐々に広まっていくのですが。
谷崎潤一郎の「細雪」など、ラストは美人の下痢のシーンですからね。
閑話休題。
ルールには明確に文章化されているものもあれば、集団の中でいわゆる暗黙の了解として共通認識されているもの、はたまた自分でも意識していないうちに自分に課してしまっているものもありますよね。
それらを哲学と称して守るのも、リミッターと認識してぶち壊すのも、どちらにも違った面白味があって、
なかなかどうしてルールというものは面白いですね!
ところで皆さん、少女漫画はどれほどお読みになられますか?
え? ほとんど読まない? そんなこと仰らず、書店なり図書館なりで手に取ってみてください。
古いものから新しいものまで、読んでみると色々気づけて面白いですよ。
たとえば、鼻の穴なんかに注目して読んでみてはいかがでしょう。
「少女漫画における主人公らの鼻の穴描かれてる率」、年代が新しくなるにつれ増えてってる感じしませんか?
美意識に反するものは作中に描かない、という古典文学のルールが徐々に変容していたのと同じような流れを、
現代でも少女漫画から感じ取れる気がするのですが……!
いかがでしょう、みなさん。
ないですか、身近に潜んだ「ルール」。
「演劇なんて観に行ったことないから観に行きづらい」なんてルールがあるという方!
そんなルールは破り捨ててみるのも一興なのではないでしょうか。

それはともかくとして。
下劇、明日から夏公演です。
ぜひぜひぜひぜひ観に来てください!




【公演情報】
演劇実験場下鴨劇場2018年度夏公演
『下鴨古今夏芝居』
総監修・脚本・演出 村山はる乃

日時
6/29(金)18:30~
6/30(土)17:00~
7/1(日)17:00~
7/2(月)18:30~
*開場は開演の30分前です
*上演時間は休憩含む約90分を予定しております

会場:BOX街練習場

料金:無料カンパ制

予約リンクの張り方がわかりません! ごめんなさい!
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=805f948b00
これコピペして使ってください! 機械って難しいですね!

夏公演!

五代亮太です。もうすぐ本番でワクワクしています。今回、おそらく最初で最後のオペですので元気に楽しもうと思っています。私だけではなく、みんなが悩みながらも楽しそうに舞台を作り上げているのを見て、この部活に入って良かったなと、しみじみ感じます。


悩みといえば…

この前筋肉痛に悩まされていたのですが、ランニングしたからなのか、30kgの米を持ってウロウロしていたからなのか、理由がどちらかわかりません。ですが私が辛かったのは、ちょっと筋肉を使ったからといって筋肉痛になった自分の不甲斐なさにではなく、1日後に足をつったあげく2次被害で足の小指を打った自分の愚かさでした。痛みに悶えても耐える心を鍛えようと思いました。

閑話休題。

楽しみながら作ったものを楽しみながら見てもらいたい。ですので、ぜひ以下のアドレスからご予約を!劇団員一同ご来場を心よりお待ちしております。
(http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=805f948b00)

好きこそ物の上手なれ

夏公演始動、ブログトップバッターを務めます、
どうも、上村です。
トップバッターだからどうしたという話ですが。
挨拶が思いつかなかったのです。

さて、上述の通り、5月の中旬から夏公演に向けての練習が始動しました。
本番まで1ヶ月ということで、役者はほぼセリフを覚え、やる気にも満ち溢れています。
稽古場は毎日活気付いていますよ!

夏公演に関して、書きたいことは山ほどありますが、まあそれは後ほど他の方々が沢山語って下さるでしょうし、
今回は別の話を1つするとします。

私は、一応大学以前から芝居をやっているのですが、そのわりに、芝居のどこが好きなの?と人に問われると、すぐに返答ができません。
これ、結構悩みです。
芝居への想いがあまり伝えられないのです、悲しい限りですね。
良いところ好きなところが沢山思い浮かびすぎて一つに絞れず、これといった返答ができません。
皆さんはどうでしょうか。
これ、と1つ答えられますか?

さて、なんだか支離滅裂になりつつあるので、ここで切り上げるとします。

それでは、
夏公演、乞うご期待です!



☆公演情報☆
『下鴨古今夏芝居』
総監修/脚本/演出 村山はる乃
◆演目◆
「たけなわに」
「さよならライカ」
「プリマとセコンダ」
「御子柴奇譚」
◆日程等◆
6/29(金)18:30〜
6/30(土)17:00〜
7/1(日)17:00〜
7/2(月)18:30〜
*開場は開演の30分前です
*上演時間は休憩含む約90分を予定しております

会場:BOX街練習場

料金:無料カンパ制

言葉って難しい。

先日大学に行く途中、藤の花を目にしました。
桜と藤の共演です、思わず見惚れました。
出だしにインパクトがなくてすみません、上村です。

さて、新入生の皆さんはそろそろ大学生活にも慣れ始めた頃でしょうか。
私が新入生の頃と言えば、好きなことを勉強できる喜びと新しい環境に対する不安に満ち溢れていました。
よくある表現ですね、ありきたりですね。
でも本当にそうなのです。

突然ですが少し舞台の話をさせてください。
本日は練習の後半に通しをしました。ゲネ前最後の通しです。私としてはゲネプロの様に思えました。それくらい緊張感がありました。
想像しているままに表現すること、求められていることに応えることは難しいことですが、
それでも試行錯誤を繰り返して舞台上に持って行けた時を思うと、何としてでもクリアしてやろうと思えます。
と、こんなことを言っているけれど、結局本番特有の雰囲気が忘れられなくて芝居から離れられないだけなのかもしれないです。

うまく言葉で伝えられないのですが、
これから演劇に関わってみようと思っている方には今回の舞台を観て、是非演劇の楽しさを知っていただきたいです。
芝居の楽しさなんて文章では語れないですね。すみません。
かく言う私は文学部なのですが。

長々とすみません。
あと1日、明日のゲネも本気で臨みます。

☆公演情報☆
演劇実験場下鴨劇場2018年度新歓公演
「結言(ゆいごん)」
脚本・演出 北西哲也
日時
4/14(土) 14:00~/17:00~
4/17(火) 18:30~
4/19(木) 18:30~
4/20(金) 18:30~
場所:BOX街練習場
料金:無料カンパ制

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